アレクサンダーオルチ
アレキサンダー・オルチ ニューヨークは、良質なウール、リネン、シルク、コットンを使用したネクタイ、ボウタイ、ポケットラウンドやスカーフなどのコレクションを発表しています。クラシックなメンズアクサセリーラインでありながら、型にはまらない遊び心のあるアイテムを展開しています。伝統的なクラフトマンシップを受け継ぎ、クラスを感じさせる上品さはそのままに、スタイルはモダンでオリジナリティに富んでいます。全てのアイテムがハンドメイドで作られているためユニークで、身につける人それぞれの個性を引き出します。
映画監督という肩書きも持つデザイナー、アレキサンダー・オルチは、フィルム、アート、音楽、文学などからインスピレーションを得て、それらの持つ本質的な洗練をアクセサリーへ投影します。トム・ブラウン ニューヨークやマルタン・マルジェラなどの名だたるブランドの横に並べられたコレクションは、バーグドルフ・グッドマンやパリのコレットなどで展開しており、2007年秋の初コレクションより多くの方のクローゼットに彩りとファッションの楽しさを届けてきました。
ニューヨークの男子学校へ通っていたオルチ少年は、12年間、週5日はネクタイを締めなければなりませんでした。しかし、その窮屈さの中で工夫すること、フォーマルに装うこと、自己を表現することのエッセンスを学んでいったのです。ハーバード大学を卒業したオルチ青年が初めてネクタイをデザインしたのは、映画製作に関わったクルーの1人へプレゼントしようと思ったことがきっかけでした。そのプリントされたシルクのネクタイはたちまち彼のお気に入りとなり、友人などの間で評判となりました。その後オーダーが続々と入るようになり、正式にブランドとして立ち上げることになったのです。
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